呪いが効かないわけ。

親愛なるあなたへ

呪いというのがあります。

丑の刻参りなどで有名ですが、想念の力で相手を呪い殺すという。

残念ですが、呪いは効かないようにできています。

これは科学出身の唯物論者の見解です。

少しそれを説明してみましょう。

まず大前提として、この宇宙には「倍返しの法則」というのがあります。

今、ここである人を呪ったとします。

たとえば10年呪ったとする。

すると10年後に相手が死ぬとします。

ところが、この宇宙には倍返しの法則があるから、呪い始めてから10年分の呪いが自分には5年で返ってくる。

なぜなら毎年2倍になって返ってくるから。

すると5年で自分が死んでしまう。

そういう計算になります。

だから何年をベースにしても、自分の方が先に死にます。

だからやっても無駄です。

相手に多少のダメージを与えられても、死ぬのは自分なのだからやめた方がいい。

そして死んだらどうなるかというと、地獄に行くのだからやめた方がいい。

生きてても死んでてもろくなことはないのですから。

結論としては「呪わない方がトクである」と、そういうことです。

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