礼節。

親愛なるあなたへ

心を開く、と聞くとお互いが全てを分かり合っているような、そんな関係を想像すると思います。

もちろんそういう形もあるのですけど、様々な人間関係が交錯するこの世の中で、一つ「礼節」があるのではないでしょうか。

ただし、ここでの内容は大分違うかもしれません。

親しき仲にも礼儀ありで、礼節は「人間関係の距離感」のことを指すのですが、ここで言わんとするのは「人の心を操ろう」、ということである。

どんな人にも心を許してしまい、苦しまれる方がいらっしゃると思います。

何故か悪い人にひっかかったり、自分のことを思ってくれているようで、実は相手の深層心理に操作されてしまうような。

お互いに気づいていないから苦しい。

やられている方はおそらく地獄である。

何か心が重い、そういうときに是非「礼節」を重んじてみていただきたいのです。

いい人が実行すべき礼節とは、まず自分中心に、自分勝手に考えて、心を開きながらも「この人は何を考え、何をさせようとしているのか、どうしたら自分を通せるのか」を考えましょう、というもの。

心を開いてどうもおかしいなと思ったら、礼節を立てて距離感を大切にしてみてください。

「普通の人」はみんな無意識にそうしています。

全く悪いことではありませんから。

少し楽になると思います。

by You