親愛なるあなたへ
営業をやってて私が好きでない言葉に「刈り取る」というものがあります。
これは決して通信業界の悪口ではないのですけど、みなお客を「刈り取る」と言います。
非常に「余裕のなさ」が伝わってくる。
でも本人たちは「刈り取る」と喜びに変わると思っているらしい。
私は、刈り取るよりも「信頼感」を大切にしています。
信頼感はお客さんを想う気持ちです。
もちろんトークは磨きます。
でも、「商品が相手を幸せにするんだ」という気持ちを忘れるな、忘れるなと自分に言い聞かせる。
不思議なのですが、信頼感で契約するとそこには穏やかな温かい空気、お互いが「言い商品を勧めてくれてありがとう」「お客さんのためになって嬉しい」という愛のお金の流れがあるのに、それを見ている「刈り取るのが好きな人」は何故か面白くなくてブスっとする。
我が強いのです。
お客さんを「刈り取ろう」と思ってる人は、「自分がやってやったんだ」という我が強い。
だから穏やかで、楽しそうで、苦労もなく、愛で契約しているのを見ると非常に悔しい。
我をなくせばいいのです。
営業にまつわる人間心理の不思議なお話です。
by You