自転車に乗る。

親愛なるあなたへ

この記事を読まれている方は、恐らく私が「もともと文章を書くのが得意だったのだ」と思われるでしょう。

そして好きなように成功への道を楽しく歩いてるのも「もともとそういう性格の持ち主だったのだ」と思われるでしょう。

活字を全く受けつけられず、自分が嫌いで精神疾患を患い引きこもった人間だとは想像できないと思います。

初めて自転車に乗ろうとしたときのことを覚えていますか。

最初から上手く風を切れましたか。

補助輪から始め、それを取った後何度も転んだはずです。

ヒザをすりむいて血が出たり、もしかしたら大けがをしてしまった人もいるかもしれません。

それでもあなたは諦めませんでした。

そしてきっと今もあなたは自転車に乗っていると思います。

転んでしまうかもしれないのに、それを恐れず、もっと上手くなって、それがあたかも当たり前のように。

よく考えれば二つの細いタイヤだけでバランスを取っている、というのはものすごい技術です。

この世のすべては自転車に乗るのと同じ。

ちょっとずつやって、勇気をもって諦めなければいいだけなのですね。

by You