親愛なるあなたへ
雇われている側として、クビにならないように上司に気を遣い、社内政治に乗り遅れないよう社長に、役員に、人事に同僚に、後輩に・・・。
私も大手メーカーに勤めていたので雰囲気や気持ちはよく分かります。
何となく強制的というか、強いられてるというか。
今回、個別指導塾から予備校へと進路を移したのですが、「業務委託契約」なので個人事業主としてまた活動することになりました。
ですから所属する予備校は「取引先」ということになります。
お客さまですから、「もういいよ」と言われたらそれで終わり。
雇用ではないので、労働基準法や労災、雇用保険、健保厚生年金は全く利用できない。
即日打ち切りの可能性だってある。
ですから、「もういいよ」と言われるのがある意味怖いということになります。
それこそ雇われているときより怖い。
でも不思議なのですが、独立してみるとたとえ恐怖心から出たものでも非常に「心から」気を遣えるようになるものです。
やらされてる感でなく、「自分がお世話になっているから」という心で。
「気を遣う」本当の意味を知るためにも独立してやってみるのはありだナ、と思う今日この頃。
by You
