実力社会。

親愛なるあなたへ

最初の会社を飛び出して以来、狙ったわけでもないのに何故か毎回メチャクチャ忙しい現場の忙しい時期に放り込まれ、右も左も分からない新人が何も教えられずに怒鳴られながら、責められながら仕事をしてきた、という感じがします。

いくつもの「実力社会」を垣間見てきた。

個人的にはこれがものすごくいい経験になっています。

何度も何度も、それこそ10回も20回もこれまでと全く異なる新しい環境に放り込まれ、そこに地獄が待ってると、「やるしかない」、というクセがついてしまうのかもしれません。

理不尽でもちろん嫌な思いは山ほどするのですけど、「やるしかない」。

それが普通に思えてきた自分に妙な納得感があります。

最初の会社で生まれ変わる経験をする前は、私も愚痴や泣き言、理屈をこねて行動しない、という人間でしたから、「胆力」なんて大げさなものも実は「習慣」なのだなぁと。

そういう修羅場を何度も経てくると、他の仕事でも自然と対応できるものです。

体が勝手にそう動く。

脳が勝手に次の手を考える。

すると乗り切れます。

実力社会の完全実力主義で鍛えてみてはいかがでしょう。

何度も大変なことが起こったとき、「自分は本物の実力が備わる星のもとに生まれたんだ」「それだけ優秀な人間なんだ」ということです。

by You