資料の作り方。

親愛なるあなたへ

製薬メーカーのサラリーマン時代から今の予備校の仕事に至るまで色々な資料を作るのが好きだったのですが、そのときに人間の不思議な習性を目の当たりにします。

それは、人が「分かりやすい」と思う資料は必ずしもまとまっている必要がない、ということ。

もちろんスッキリする必要はあるのですが、必ずしも「整然としている」必要がない。

その人の目線がどこに行きやすいかを、ちゃんとくみ取って資料を作る。

例えば、各パートの全てに「枠」をつけるのではなく、関連するところのみを関連する形の枠で囲む。

全体としては若干バランスが取れていないように思いますが、人間の目線がそちらにいくとその前後も自然と整理して見える、という面白い現象があります。

p.s.

整然としすぎていて逆に見にくい、ということが不思議とあるんですね。

by You