立春大吉。

親愛なるあなたへ

旧正月は「立春大吉」。

「新しい一年の始まりに厄が来ないように」という禅宗による習慣なのだそうです。

立春の前日、節分の豆まきで鬼(厄)を払う。

そして立春当日の早朝、「立春大吉」と書かれたお札を玄関などに貼る。

そして一年後、新しい立春が来るとそれを張り替えるのだそうです(年内に何回か張り替える人もいるのだとか)。

立春大吉」は「縦に書くと左右対称」になっているため裏からも立春大吉と読めることから、鬼が門をくぐって振り返るとくぐったはずの門に再び文字が見えることで、勘違いして門の外へ出ていくという言われがあるのだそうです。

そのため非常に縁起のよい文字とされるとのこと。

立春の早朝、玄関に」とされてはいますけれども、時期としては二十四節季で言うところの立春(2/4前後)~雨水(2/18前後)までに貼り始めればオーケーだそうで、場所も特に決まりはなく、可能なら目線よりも高い位置に穴をあけずにテープなどで張ると良いそうです(玄関だと「外から玄関を入ったときに右に見えるように」だとなお良しなのだそう)。

先日の記事にも書いた通り、旧正月立春は一年の中で大きな運命の転換点の一つです。

今年もどうかみなさまにとって良い年、豊かな年、そして飛躍の一年になりますように・・・。

p.s.

正式には禅寺でお札をいただくのだそうですけれども、手書きでもなんでも構わないと思います。

ともかく楽しむことですね。

さっそく私もコピー用紙にマジックでしかも「横書き」で書いて部屋の中に張ってみたところ、確かに部屋の気が全然違います。

おススメです。

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