鉱山を掘る。

親愛なるあなたへ

全ての仕事は誠に深い。

それは鉱山を掘る感覚に似ていると思います。

同じ仕事を何も考えずに毎日やってると必ず飽きてくる。

でもそれは同じ山を登ったり下りたりしているだけで、それでは飽きるのも無理はない。

でも、シャベルの一つでももって地面を掘れば鉱石の一つでも見つかるかもしれない。

なんせ地面に埋もれているから下がどうなっているのかは誰にも分かりません。

現代の最新機器を使ってもその同定は困難なのですから、これはもうシャベルで掘ってみるしかない。

それこそ金塊を見つけるつもりでシャベルを、いやツルハシを振り下ろす。

その意識に持っていくためにも「好きな仕事を見つける」ことの価値が大いにあるわけですけれども、「鉱山を掘る」。

そういう姿勢を大切にすると、人が見つけられないもの・気づかないところから何がしかのヒントを得てそれが必ず次につながっていくはずです。

それに「鉱山を掘る」と言うだけでロマンがあるではありませんか。

レアメタルを回収するための壊れた電化製品を「都市鉱山」と言うくらいなのですから。

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