親愛なるあなたへ
本気になると人は強い。
組織も強い。
コロナワクチンの企業への集団接種・職域接種を、政府内部では「『過大申請』が出る可能性があるので慎重になった方がいいのではないか」「適切な申請か見極める時間を設けた方がいいのではないか」という意見も出ていたそうですが、「とりあえず打たなくては」という危機感から断行されたようです。
このスピード感はすごくて、やはり予想通り「過大申請」が後から色々出てきて世間から叩かれてしまったのですが、それでも、その批判を受ける覚悟でスピード感を優先した。
それにはやはり目の前に迫った「オリンピック」という国を挙げての名分があるから。
この危機感。
そしてその本気。
政府という、普段はなかなかパッと動くことができない組織であっても本気を出すとできてしまう。
背水の陣の覚悟があればできてしまう。
ましてや、私たち個人や民間企業など、政府という国をあずかる超巨大な組織に比べると十二分に小回りの利く存在が、本気を出してパッと動けないわけはありません。
本気と覚悟、そして背水の陣です。
by You