気学と相対性理論。

親愛なるあなたへ

種々ある占いの中でも個人的に「気学」にハマっているのは、「理系出ならではのロマン」に合致していることが大きいように思います。

もちろん実用的なのが一番なのですが(当たるとか当たらないとかではなく能動的に「開運が可能」!)、それに加え、学問として面白味があり「科学」に非常に近いと思います。

物理学は全く分からないのですが、それでも「相対性理論」のざっくりとした概要だけを読んでみると非常に似ているところがあります。

気学には方位盤というのがあり、年・月・日・時間にそれぞれセットされ、それがルーレットのようにぐるぐる回って現在の運勢や方角の良し悪しなどを割り出すというものです。

そのときに、例えば旅行や引っ越しなどの移動では、特に年・月の方位盤を参照するのですが、このときに「距離や時間がお互いに相関しながら吉凶と連動する」という不思議な動き方をします。

「良い方位」だったらどこまででも行っていいとか、どれだけ長く居てもいい、とかではなくて、その星回りにより制限があったりなかったりする。

時間と空間がお互いに連動しているのですね。

相対性理論もまさにそう。

アイザック・ニュートンが提唱した絶対時間・絶対空間を否定して、「時間と空間はお互いに相関し合い変換が可能なものである」と。

世紀の大天才・アインシュタインはそのことを発見したのですね。

「時空」という、科学好きでもそうでない人にとっても、タイムマシンに代表されるSFもののロマンチックな響きに二つを重ねる。

そういうところがありますね。

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