心臓との絆。

親愛なるあなたへ

私は小さい頃「川崎病」という病気にかかったので人より心臓が少し小さい、と聞いたことがあります。

未だに原因不明の疾患で、予後は動脈瘤などの可能性があるのですが自分の場合はありがたいことに「完治」ということになっています。

生活上は特に何ともなく運動も普通にするのですが、40歳を超えてそのことを意識すると何となく心臓ともっと仲良くというか、もっと「会話しなくちゃな」という不思議な気持ちになりました。

我々が死ぬ直前まで付き合ってくれるのが心臓ですから(心臓が止まった後も脳などが働いて意識面をサポートしてくれることもあるとは思いますが)、なんとかその絆を大切にしていきたいものだと。

なので数年前から、「寝る前に心臓のところに両手を当てて」「ありがとうありがとう」と言う変な癖がついてしまったのですが、結構これがイイのです。

体に感謝すると体との絆が深まるばかりか、体が自分のものではないという不思議な「第三者的立場」も得られるのですね。

昨日受けた健康診断で、内診の先生に聴診器を通して「(心臓が)きれいな音ですね!」とおっしゃっていただいたときこの上もない喜びを感じまして、健康体の証明であるのはもちろんのこと、「自分の体との絆を感じる」、まさにこの記事の書き始めである「Love Yourself」の真骨頂的体験ではないかとそんな深い安心感・満足感を体験したのであります。

by You