ストレスと刺激の選択。

親愛なるあなたへ

出講先の個人事業主の先生とお話していて、独立した場合とサラリーマンとの生活スタイルの違いについてすごく納得した内容がありました。

私もその先生も大学卒業後に一度サラリーマンをやっていますので、同じ経緯を歩んでみての納得感。

一度独立してしまうとなかなかサラリーマンに戻ることが難しい。

それは「ストレスのかかり方の違いである」と。

サラリーマンの場合はすぐに生活を脅かされることはないし法律で守られているけれども、嫌な仕事を断ることができない、そして社内政治に否が応でも参加せざるを得ない。

その先生曰く「薄いストレスがかかり続けている」。

本当にその通りだなと。

逆に独立すると、経済的な影響を受け入れれば嫌な仕事は断ることができるし、人間関係も整理することができる。

その代わり一歩間違えば丸裸にされてホームレスも夢ではない!

そうした「両極端のストレス」であります。

極度の経済的なストレスに自分で対処する気概さえあれば、その自由度を知ってしまうとサラリーマンにはもはや戻れなくなる、薄くかかり続けるストレスに耐えられなくなる。

そういうことなのかなと。

こう書くと独立した方が良さそうに見えますが、先の経済に関する極度のストレスに直面する気概(覚悟と呼びます)もなかなかのもの。

しかし独立に向いてる人ならご納得いただけると思うのですが、この丸裸になるかもしれないという究極のストレスが意外に心地よい「刺激」だったりもする。

どちらが自分にとって心地よい刺激かを考えるのが独立とサラリーマンを選択する上での一つの指標なのではと思いました。

by You