若き日の家康公。

親愛なるあなたへ

徳川家康というと「鳴かぬなら、鳴くまで待とうホトトギス」に代表される、穏やなのんびりした性格の人物を想像しますよね。

ところが、今回訪れた浜松の資料館で出会ったのは「なめられるくらいなら立派に死んでみせる」くらい血気盛んな若き日の家康像でした。

生涯最大の負け戦と言われる「三方ヶ原(みかたがはら)の戦い」で、その「激しさ」が肌感として分かるように展示・解説されていたのですが、やはりどんなに丸い人でも角を立たせていた時期があるものだと。

だから何かを成そうとするとき、そういう血気盛んな時期を通る必要があるのだ、いや通ってもいいのだと分かるときっと気も楽になることでしょう。

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