お祈りメール。

親愛なるあなたへ

採用選考お見送り、いわゆる「お祈りメール」はいつの時も辛いものですよね。

たとえそれが年齢を経て、人生経験を積もうとも。

多くの人が転職を嫌がるのは、転職する勇気がないよりも、生活がかかっているよりも、自分の能力を市場に提供したときの拒否に耐えられないと(笑)

仕事をしながら書類選考など転職活動自体は可能でありましょう。(もちろん面倒臭い、というのも一つ事実であります)

それでも及び腰になってしまうのは、やっぱり自らへの否定が怖いのですね。

よく就職活動は恋愛に例えられますが、本当にその通りだなぁと。

まるで自分の能力・価値を否定されたように感じる。

でも、運命という世界を信ずれば、必ず自らの能力を開花させる方向へ調整するための現象だと知ると、何でもないのです。

あくまで十数回以上転職を繰り返し、学生時代から通算で応募企業は100社に迫る、その中で使命に導かれる体験をした「結果論」として分かることであって、全く偉そうなことは言えないのですが、多くの人にとって転職は一生のうち何回あるかどうかの大冒険ですから、怖くなるのは当然のことであります。

けれども、運命というものがある。

受験でも就職でも恋愛でも何でも、運命というものがある。

そう考えれば、ベストなことが実現できるわけで、否定は否定ではなくガイドレールみたいなものなのです。

神さまが自分にとって、今は想像できない何か一番得なことを調整する現象であって、まったくもって損なことではないのだ、と。

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