苦手意識は、神様が与えてくださった贈り物です。

親愛なるあなたへ

僕は今日、ホームページを作るための本を買いました。

ホームページは、本格的に作ろうとするとプログラムを書きます。

僕はパソコンがものすごく苦手でした。

どのくらい苦手かというと、「近くの本屋さんを探すためには、googleに何と入力して検索すればいいか」を人に聞いていたくらいです。

大学に入った当初、本当にそのような状態で、その後も苦手意識からパソコンを敬遠して逃げまくっていました。

会社に就職して、唯一システム関係の仕事をしていた方が退職されるということで、その仕事を引き継がなければならなくなりました。

パソコンが大の苦手の僕は、何も分からないまま、そして誰にも教えられないまま、ゼロから独学で勉強しました。

一種の不可抗力でした。

今では、プログラムを組むことができます。

インターネットもろくに使えないパソコン大嫌いの人間が、プログラムを書くことができるようになるのです。

パソコンをそこそこ好きな人は、ある程度システムを使うことで満足するので、プログラムを書こうとは思いません。

しかし、僕のように、四面楚歌で逃げ場がなくなった状態に陥ると、苦手な分野でもその苦手意識の反動で、ピョーンと急激に高いところまで上昇することができます。

苦手意識は、一見、トラウマ同様人を縛りつけるもののように感じます。

しかし、縛りつけられているということは、それだけ解放するエネルギーを蓄えている、ということです。

呪縛を解けば、それはたちまちプラスのエネルギーとなって爆発します。

苦手意識というのは、実は神様が与えてくださった贈り物なのです。

僕が会社でしたシステムの勉強は、独立のための一つのステップだったのですね。

さすが、人生はうまくできています。

あのとき、パソコンが大嫌いな僕に、勉強のチャンスを与えてくださった神様に、感謝します。

そして、パソコンが苦手だという意識を10年間植えつけてくださった神様に、感謝します。

by You