目標とする人が今も自分を育ててくれているか、チェックしましょう。

親愛なるあなたへ

「あの人を目指したい!」「誰々さんみたいになりたい!」と、自分の将来像を設定するのはとても大切なことです。

その人がいるからどこまでも頑張れるし、どんな困難や恐怖にも立ち向かっていくことができます。

でも、時々でいいので、自分の視野が狭くなってないかどうかに気を配りましょう。

「恋は盲目」と、一緒です。

気をつけていないと、「憧れ」という意識だけが先行して、自分の成長がストップしてしまうこともあるからです。

「憧れの人」は、あくまで自分が自己実現へ向かう方向性を示してくれているだけです。

成長するのは、あなたです。

相手を疑え、ということではありません。

憧れの人とコミュニケーションを密に取っていく、ということです。

身近にいる人でなくても構いません。

海外に住んでる人でも、芸能人でも、大統領でもいいのです。

コミュニケーションをたくさんとるというのは、憧れの人が発信しているメッセージに敏感になるということです。

アンテナを、高く、ピンッと張っておきましょう。

憧れの人が発信するメッセージが淀んできた場合には、相手に感謝の気持ちを込めてお礼を伝えたら、自分を次のステージへステップアップさせていくことです。

憧れの人が成長しなくなったのではありません。

あなたの成長速度が速くなった、ということです。

憧れの人に追いついてしまうと、ガックリと、何とも言えない気持ちになります。

でも、憧れの人が「その程度のレベルだった」ということではありません。

憧れの人は、日々の成長とともに、「成長速度」をあなたにプレゼントしてくれていたのです。

「あなたはもっともっと成長できることに気づいてね」という、メッセージなのです。

僕は今日、僕の職場の店長に、独立したときの話をいっぱい聞かせていただきました。

僕がどんなにガムシャラに走っても、店長は遠い遠い地平線の彼方にいることが分かったので、すごく嬉しくなりました。

by You