才能に惚れるのではない。生き方に惚れるのだ。

親愛なるあなたへ

カッコいい人には、生き方があります。

才能があるからカッコいいのではありません。

ブレない芯があるから、カッコいいなぁ、と思うのです。

僕の飲食店の職場で、他店舗から応援に来てくださった店長がいらっしゃいます。

その人の才能は、すごい。

誰もが認める才能なのです。

周りは、あの店長は仕事ができるからモテると思い込んでいますが、本当は違うのです。

僕は、その店長の生き方に惚れたのです。

自分の腕一本を信じて、生きてきたのです。

競争は大切ですが、単純な嫉妬心からその店長と仕事で張り合ってしまう人はカッコ悪いな、と思います。

実は、その店長にお会いするのは今回で2回目です。

一年前に一度お会いしていました。

初めてお会いしたとき、なんか嫌な感じがしました。

でも、それはその人の自信に対する、僕の未熟な感情でした。

2011年は僕にとっての大転換期ですが、人間の見方は一年でここまで変わるのか、と驚きました。

初めてお会いしたとき、店長がご自分のことを「天才やから」とおっしゃっていましたが、言葉をそのまま捉えてしまった自分のことを、僕は恥ずかしいなと思っています。

経歴を伺うと、ものすごい努力をしてきたことが、分かりました。

人間は、才能ではなくその人の美学に魅せられるのです。

才能より美学を、大切にしよう。

by You