親愛なるあなたへ
履歴書の写真を現像しに、カメラ屋さんへ行きました。
レジに行くと、店員さんに「急ぎます?」と聞かれました。
感激しました。
履歴書を、その日のうちに速達で出さなければならなかったのです。
写真の現像でこんなことを言われたのは初めてでした。
今までは「○○時にお越しください」という言葉だけでした。
僕は特に急いだ様子は見せていませんでした。
用事を済ませた帰りに受け取れればいいかな、と思っていたからです。
でも、その店員さんは「就職活動で急いでいるのかも」と考えたのです。
その後、5分くらいで写真が出来上がりました。
僕は5分で写真が出来上がったのが嬉しかったのではありません。
嬉しかったのは、店員さんの心遣いです。
「急ぎます?」と言われて、たとえ時間がかかったとしても、嬉しかった。
サービスは、こうやったら相手が喜ぶというテクニックではありません。
本物のサービスは決して派手ではありません。
何気ない、たった一言でもいいのです。
サービスは、「真心」ですね。
by You