本当に苦労したことがある人は、苦労していると言わない。

親愛なるあなたへ

自分はこんなに苦労しているのに、周りがとんとん拍子に見えるときがありませんか。

自分はいつも運が悪くてうまくいかない、そんな風に思っていませんか。

「苦労ばっかりで、ヤダヤダ」が口グセになってしまっているのです。

でも、苦労していると言っているうちは、実はそこまでの苦労ではないのです。

辛いですが、「そこそこ」の苦労なのです。

人生でどん底を経験すると、どんな苦労が来ても「この程度ですか」となります。

苦労を苦労と思わなくなると、苦労を上から目線で見下ろすことができるようになります。

占い師の人に、「生き地獄を体験されています。よく、生きてこられましたね」と言われました。

僕も、当時は「自分だけこんな目にあって」と思っていました。

でも、辛いと思っていたことは、実は、人生の中で最も貴重な体験でした。

今、生活している中で色々なことがありますが、ちっとも苦労に感じません。

全て、自分の血となり肉となっているのが分かるからです。

「苦労している」を連発していると、自分を悲劇のヒーロー・ヒロインに仕立て上げてしまいます。

ヒーロー・ヒロインという言葉の綾で一見素敵に聞こえますが、本人は全然ハッピーではありません。

「苦労」という言葉を使わなくなるだけで、幸せになることができます。

ハッピーに、なろう。

by You