自分で責任をとることが、魂を磨く。

親愛なるあなたへ

社会に出ると、人は責任から逃れるようになります。

人間はいくつになっても「あんたが悪い」と言われるのが怖いものなのです。

究極的には生活がかかってくるので、精神的な要素だけでは説明がつかないところも多々あります。

でも、人は、いくつになっても自らの言動・行動に責任を持たないと、どんどん幼稚化していきます。

責任逃れをする度に、確実に人間が目減りしていきます。

相手のせいにばかりしていると、相手のせいにするやり方がどんどん上手くなっていきます。

これは怖いです。

いつの間にか、相手のせいにすることが生き甲斐になってしまうのです。

それでも生活できるので本人は満足していますが、魂のレベルでは成長が中断されてしまうのです。

すると、次に生まれ変わったときにまた同じ試練を与えられます。

このサイクルは辛いです。

来世にまた同じ課題が出されることが分かっていて、今世を生き続けなければいけないからです。

問題が解けなくて追試があることが分かっているのに、残りの試験時間を待っている辛さです。

今世の課題は、今世のうちに解いてしまうことです。

生きているうちに前世からの課題を解いて、来世の課題に取り組む人もいます。

生まれ変わることができた人です。

今世の課題を解くのも、既に解き終わって生まれ変わることができるのも、全ては自ら責任をとるところから始まるのです。

by You