親愛なるあなたへ
昔から「歴史は繰り返す」って言いますよね。
状況が違っても同じことが繰り返し起きる。
繰り返し起きる理由はすごくシンプルなんですね。
それは、次に行くときよく見てないからです。
不思議な話が好きな人は、自分が進歩してないからだとか今のところで学びが足りないからだって思ってしまうんですけど、そうじゃないんですよ。
もちろん学びが足りなくて同じ課題が来ることもあるんです。
でも、この記事をずっと読んでくださる方は本当に自分を磨いていらっしゃる方ばかりなんです。
だから、その勇気や努力がすごく伝わってくる。
今のあなたのままで大丈夫ですから、もし次に行くときはよく見てから進んでみましょう。
人間は習慣の動物だから、一気に考え方を変えるって難しいんです。
もちろんパッと目が開けて分かることもあるんですけど、さらに相手を見抜いていくのは時間がかかる。
だからじっくり観察するんです。
これは過激なんですけど、付き合ってる相手から暴力振るわれる話ってありますよね。
相手はアメとムチを上手く使い分けるからなかなか離れられない。
それで、勇気奮って離れたのに、次に付き合う相手がまた同じような相手だったりするんです。
何でそうなってしまうかというと、よく見てないからなんです。
どうしてよく見ないかというと、寂しさに耐えられないからなんですね。
苦しむことが修業ではありません。
苦しむのではないのだけれど、今度は変なのに引っかからないように街で人間観察しようとか心理関係の本を読もうとか、時間を置くことってできるよね。
僕も色んな職場を渡り歩いてきても、同じような試練が来ることもあるんです。
因果を解消しているのもあるんだけれど、次に行くときよく見てなかったのもあるんです。
相手を信じるのはいいんです。
でもやっぱりよく見ることは大切ですね。
僕はこの丸3年、貯金がゼロで職失ったらすぐに路頭に迷うくらいの冒険してるんですけど(笑)、そういうときであってもやっぱりよく見なくちゃいけないんです。
余裕がなくなるのはよく分かるんです。
余裕がなくても引っかかるところがあったら、一度じっくり考えてみた方がいい。
引っかかるところをそのままスルーしちゃうから同じ目に合うんですね。
信じるのと引っかかりをスルーするのはまた紙一重なんですけど、そういうバランス感覚を磨くのも大切です。
自分の気持ちに素直になってよく見ればいいんです。
そうすれば必ず次に行けますよ!
by You