人相とは相違を見ること。

親愛なるあなたへ

人が見抜けるようになると色々便利です。

超能力者みたいにズバズバ見抜くのではなくて、何となくですよ。

ハズすときも多いにある。

それくらいの誤差がある前提で。

人は初見が全てです。

人事のプロが応募者が部屋に入って数秒で採用の有無を決めると言いますけど、あれは納得。

いったい何を見てるのかなぁと思ったけど、人相を見てる。

人相を見るって慣れてしまえばそんなに難しくないですよ。

何でも疑うことだと思うかもしれませんがちょっと違います。

全力で疑いにかかる人いるんですけど、怖いですよ。

簡単に言うと、人相とは比べることである。

大人になると無駄に頭がよくなります。

無駄によくなった頭は人の言葉を信じるようになる。

理屈を信じるようになる。

すると、そっちをとる。

ところが人相見は違います。

人相見は話を聞かない。

まずパッと見です。

そしてその後言葉を聞く。

行動を見る。

それが同じなら信じられるし、違ったら信じない。

たったそれだけ。

同じというのは理屈が合ってるということではない。

パッと見た感覚と、その人の言葉と行動を見たときの感覚が同じなら間違いないということ。

これも言葉でうまく伝えられないのが口惜しい。

単なる違いを見ればいいのだから相手の顔をジトっと見なくてもできます。

その比べる時間を究極に短くしていくと、初見に集約される。

にっこり笑う人見て子供が泣き出すときあるんですよ。

僕たち大人は「何であんな優しそうなのに」って言うけど、きっと何か違和感を感じるのでしょうね。

パッと見たときと言葉を聞いたときの「自分の感覚」を比べる。

人を見るコツだと思います。

by You