世の中は当たり前のことを評価してくれますよ。

親愛なるあなたへ

普段「常識に縛られるな、真理を見抜け」と言いながら、今日は逆の話をしますね(笑)

世の中は正しいものを評価してくれるという話です。

スポーツとか芸術とか色んなものがありますけれど、一番分かりやすのが商売ですね。

商売はお客さんが一番正しい。

ほとんどの人はどこかの会社に勤めるから、自分の目でお客さんと接することはありません。

現場で働いていても自分の目で見ない?

ちょっと不思議なカンジがしますね。

どういうことかというと、必ず企業というフィルターを通して判断するんです。

自分が良かれと思ってやっても企業方針と違ったり、回転率だの経費節減だの色んなからみがあります。

だから、本当は自分の目ではないんですね。

こうやったら売上が上がる、しかもラクに上がると確信していても許されない場合があります。

そのときに周りが正しいように見えるけど、全部を鵜呑みにしてはダメですよ。

私事で恐縮なんですけど、8社も見てくるとどうやったら売上が上がるかはそれなりに分かるんです。

僕が渡り歩いたところは何故か売上が上がります。

別に僕がすごいのでも何でもなくて、当たり前のことをしているだけです。

当たり前って、片付けしましょうとか、掃除してツヤ出しましょうとか、笑顔でいましょうとか、そんなことです。

これを巷では「運がいい」って言うんですよ(笑)

でも、この当たり前のことがなかなかできないんですよね。

当たり前のことができないから運も上がらない。

運が上がらないからお客さんも来てくれないんです。

それから、目の前の利益を追おうとするのはNGですよ。

基本はタネをまくことなんです。

たとえば、従業員の残業手当をしぶって閉店時間にお客さんを締め出したり、「時間内に片付ける段取りを組め」って圧力をかけるところは売上は見込めません。

それでも売上は出さなきゃいけないから、社員はノルマを達成するために「売りつける」形になってしまうんです。

最初は身銭を切るんです。

それで、残業代支払っても「遅くまでありがとう」って言える経営者が社員のやる気を高めて社運を上げるんです。

現場でもそうですよ。

前にも書いたと思いますけど、目の前のノルマを追うと失敗します。

苦しくなるだけです。

タネをまけばいいんです。

いいタネまけばそれが必ず実るから、あとはそれを刈るだけなんです。

だから苦労も何もいらないんですよ。

今まで色んな会社見てきて、何でみんなワザワザ苦労して悩むんだろうって思ったんです(笑)

ラクで楽しくてしかも売上上がるならそっちの方が全然いいじゃないですか(笑)

結局「我」が強いんですよね。

経営者の我が強くなると社員の我も強くなります。

お客さんは我を求めてるのではありません。

お客さんは楽しいサービスを求めてるんです。

楽しいと、いろんな競合他社がひしめく中で、このお店から買いたいってなるんですよ。

難しいことでも何でもありません。

世の中は必ず正しいものを評価してくれますよ。

正しいものって、カンタンです。

戦略会議だCS対策だ色々ありますけど、当たり前のことを当たり前にすればいいんです。

世の中が評価する正しいものって、当たり前のことってことです。

それができてはじめてプラスアルファを考えるんです。

そうすれば必ず上手くいきますよ!

by You