親愛なるあなたへ
いつも同じ環境で悩んでいる人がいると思います。
何故か同じ環境に呼ばれる。
例えば、付き合った相手がDV癖のある人は、別れても次に同じような人と一緒になるんです。
劣悪な職場環境が嫌になって辞めた人は、また同じような職場に呼ばれる。
私はどうして男運がないのかしら、オレはどうして仕事運がないのだろうかと悩みます。
この手の悩みは本当に多いと思います。
しかも本人は悪気がないから自分が被害者みたいに思って潰れていってしまうんですね。
本当は心配なんかいりません。
そういうとき、実は試されているんです。
世の中に乗り越えられない問題はありません。
ここであなたが乗り越えなければいけないのは、世の中のルールを伝えるということです。
暴力振るわれたり劣悪な環境で働かされてるのは、あなたがルールに沿って毅然とした態度を取りなさいっていう、神様からの教えなんです。
今の日本は法治国家です。
みんなが気持ちよく生きるためのルールがある。
そのルールを思い出せばいいんです。
恋人でも会社でも、相手はルールを破っています。
暴力を振るったら傷害罪なんです。
だから、相手に「警察に言いますよ」「法的措置を取りますよ」って言えばいい。
これを脅しだなんだ、そんな大げさなこと言ってるんじゃないんだって言われても、関係ないですからね。
相手が急に弱々しい態度になっても可哀想だと思ってはダメですよ。
相手は一時しのぎでそういう態度を取ってるだけです。
だって、ルールはルールなんです。
最低限のことなんですよ。
契約だ法律だって言葉を出すと、日本の心が感じられないとか人間味が薄いとか色々言うかもしれないけれど、相手は全てのもとになるルールさえ守れてないんです。
土台を守れていないんだから、その上の日本人の心だ人間味だなんて話を語る資格なんかないんですよ。
いいですか、私たちが今平和に暮らせるのはルールがあるからなんです。
そのルールは守らなければなりません。
アメリカは契約社会です。
全てが契約です。
だから、アメリカは独立心が育っている。
今の日本には独立心がありません。
独立心がないから元気がない。
今の日本に元気がないのは「ルールを守りましょう」って言える人が少ないからです。
何となくナアナアになってるから「ちゃんとルールを守って」って言いづらくなってしまってる。
人間関係でも職場でも、ルールを出すのがタブー視されている。
そんなのは幻想ですよ。
ルールを守るのが正しいんです。
それで、きちんとそれを伝えたときに因果が解消されて次のステップへ行けます。
相手にルールを伝えて、次をよく見れば、状況は必ず良くなりますよ。
by You