いい人はなぜ自分から降りてしまうのか。

親愛なるあなたへ

世の中には優しい人がいます。

本当に優しい人っているんです。

ところが、いい人、優しい人は自分が前へ出ることに抵抗感を感じてしまう。

何故か自分から勝負を降りてしまいます。

実は、いい人や優しい人は嫉妬が嫌だからなんですね。

自分が勝つことを評価してくれる人もいるけれど、嫉妬する人も山ほどいます。

敵意を持つ人もいる。

そういうことにものすごい敏感です。

自分が嫉妬されるのも嫌だし、相手が嫉妬するのも可哀想に思う。

いい人は敵を作りたくないって言いますけど、本当は嫉妬が嫌なのです。

平和主義者なんですね。

嫉妬って本当に怖いんですよ。

人には苦手なタイプがいます。

相手が苦手なのは自分にないものを持っているからだと、心理学では言います。

ところが、劣等感を見つめて克服してきても苦手な人っているんです。

これはいったいどういうことなのかなぁと思いました。

劣等感を克服してくると、本当に自信がある人と一緒にいるとすごく心地がいいものです。

そしたら苦手なタイプがいるのは劣等感からくるものではない。

ああ、それが嫉妬を嫌う心なんだと思ったんですね。

いい人や優しい人が自分から勝負を下りてしまうのは、自分が勝ったときに相手に悪いなって思うからです。

相手が悔しく思う気持ちがよく分かる。

本当に優しいからなんです。

劣等感を克服するから負けても自分の価値を見失なわないけど、自分が勝ったときに相手が嫉妬してくるタイプだと分かると、それが苦手意識となって表れるのですね。

いい人、優しい人は、自分が勝つこと、一歩出ることを考えましょう。

苦手な人がいたら逃げていいんですよ。

無理に関わらなくていいんです。

人はみな自分で劣等感を乗り越えなければなりませんから。

この話は、世の中のいい人、優しい人と言われている方に是非読んでいただきたくて書きました。

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