親愛なるあなたへ
大切なものってみんな違いますね。
他の人にはガラクタなのに、本人にとっては宝の山に見えることもある。
逆の場合もありますけど。
すると、結局のところ何が大切かというのは本人次第ということになります。
本人次第だからいいも悪いもないのだけど、ちょっとだけ賢くなる必要はある。
賢くって言っても成績が優秀だとか頭の回転が早いという話ではありません。
見抜く力、とでもいうべきでしょうか。
不幸になってしまうのは、自分にとって大切なものを見誤ってしまうからなんです。
何が大切か分かれば、嵐がなんぼ吹いていたって関係ありません。
だって住んでる家が丈夫だったらいくら外が荒れてても平気だからね。
嵐がやむまでテレビでも見てればいい。
例えば、これは僕の価値観だからいいか悪いかは関係ないんだと思って聞いてくださいね。
僕の場合は、考え方が一番なんです。
人間は考え方で全く別の人生を歩めると勝手に思ってるだけですから。
すると、考え方が全てなんだから、考え方を大切にするような行動を取ろうと思う。
そこそこの給料だった会社をやめて一人で転々としながら貧乏生活を送ったのも、自分の考え方が縛られたくなかったからです。
だから、お金も大切だし人間関係も大切だけど、まずは考え方を一番に取る。
どうしてあえて苦労するのかというと、自分にとっての価値がそこにあるからです。
苦労したいわけではないけど、そこに答えがあると何故か分かる。
他人にとってはガラクタでも本人には宝の山に見えるわけです。
人には個性がありますから、何が大切なのかはみんな違います。
違うけど、見抜く力が大切だという真理はきっと変わらない。
その感覚を磨くことが幸せになる道なのだと、こう思うのですね。
見抜く力が鈍っているとどうしても目の前のことだけに固執してしまう。
すると何故か幸せになれない。
だから自分にとって価値あるものを選ぶ作業ってすごく大切。
物事の優先順位と同じように、価値にも優先順位があります。
自分にとって一番大切だと思うことを中心に行動すればいい。
そうすれば必ず幸せになれます。
本当は誰でも幸せになれる。
何故なら誰もが心の声を持っていていつも自分に呼びかけているから。
そう信じているのです。
by You