親愛なるあなたへ
人は飽きる生き物。
何でも永遠にやってられないのですよ。
必ず飽きがくる。
どんなに高価なブランド持ってても他のが欲しくなるでしょう？
食べ物もそう、音楽もそう、彼氏や彼女だって・・・
ま、しょうがないですね。
飽きるものは飽きる。
これを認めると、実はすごくいいことがあるのです。
テレビやインターネットの世界では、いいことってめったにやっていません。
悪口が多いんですね。
悪口って嫌な気分になるものです。
映画でも二作目はつまらなかったとか、マンガの連載でも旬が過ぎたとか。
製作者の身になると辛いものです。
でも、そういう意見をよくよく見てみると人間の面白さが分かるのですね。
悪口も、実は飽きているから出る場合が多い。
劣等感から書いてるものが圧倒的に多いのだけど、純粋に飽きのせいで出てくるものもある。
すると、ああ、人間って飽きる生き物なのだなと分かる。
自分も飽きるのだから他の人なら当然だ。
悪口は嫌だけど、人間って面白いなぁと、しみじみそう思うのです。
人が飽きているな、それならちょっと変えてみよう。
こうしたらどうだろう、ああしたらどうだろう。
人間の飽きが、実は成長や進歩の原料なんですね。
提供する側にまわるとすごく面白いです。
相手が飽きないためにはどうしたらいいだろうと考える。
成長が楽しい。
進歩が楽しい。
それを楽しいと思えるのは本当に素晴らしいことだと思うのです。
道徳的にではなくて、人生を楽しむという意味で。
この記事にはあんまり常識的、道徳的な話はないですよ。
相手に迎合することではない。
誤解を恐れずに言えば、相手の反応を楽しむ。
相手を飽きさせないようにするゲーム。
何か引っかかったら「きっと飽きてるんだな」。
この一言。
そうすれば解決の糸口が見つかって、きっと心も楽になります。
by You
