親愛なるあなたへ
今回は、いい人や優しい人に是非守ってほしいお話があります。
こういう言い方は命令調で嫌なのですけど、いい人や優しい人は本当に心が優しいから、どうか聞いてほしい。
それは、優しい人は戻らず進む、ということです。
たとえば、会社を辞めようと決意します。
そのとき、周りの言葉や雰囲気にのまれないでほしいのです。
上司や同僚がネチっと引き止める。
引き止めというより反逆者扱いのような。
それだけならいいのですが、辞めた後も執拗に追ってくるところもある。
在籍時の責任がどうのって。
もっともらしいことを言われても戻ってはダメですよ。
いい人、優しい人、責任感が強い人。
そういう人はとにかく前だけを見て歩いてください。
こういう話もあります。
暴力を振るう旦那がいて必死の思いで逃げ出した。
そうしたら旦那さんが電話をかけてきて、猫なで声で「オレが悪かった」「今から自殺しようと思う」って奥さんの良心に訴えかけるんですね。
相手は本気だからその言葉が奥さんを惑わす。
いい人は罪悪感を感じて戻ってしまうのですよ。
戻っては絶対ダメです。
同じようなことが親子関係でもあるのですね。
極端な話、夫婦は他人だからどうとでもなるけど、そこに血縁関係を持ち込まれると強い意志がなければまた地獄に戻ってしまう。
「家族でしょ?」という世間の正論があるからです。
ここに書いたのは分かりやすい例ですけど、モラル・ハラスメントのような非常に分かりにくい例もある。
苦しかったら迷わず逃げるんですよ。
相手を切り捨てるのが両者にとっての正解の道です。
切り捨てる話を何度か書いてますけど、それは冷たいのではない。
相手に学んでもらうためです。
もしそれで相手が自殺したとしても、それは自殺することで学んでいるのです。
あなたのせいではない。
魂は死んでも死なない。
何度も輪廻転生を繰り返す。
だから安心して、幸せになるために前だけを見て進んでほしいと、心から願っています。
by You