いい人は何故ナメられてしまうのか。

親愛なるあなたへ

人がよく性格もできており、大人な振る舞いもできる。

誰とも合わすことができ話も上手。

それなのに部下がついてこない。

そうやって悩まれている上司の方がいらっしゃると思います。

中には社長でも従業員にナメられてしまう方もいる。

どうやったら部下がついてきてくれるか。

方針も素晴らしい、人間も素晴らしいのに何故かナメられてしまう。

そういう現実があります。

本当は仕事も立派でみんなの模範になるような人を、我々は素直に見習わなければならないのです。

ところが、人間の中には立派な人物を貶めたりあざけったりする者もいる。

すると日和見的な人間の心は周りの行動に追従するのです。

その結果、素晴らしい人がナメられてしまう。

政治でも経済でも教育でも、素晴らしい人の行動をみんなが真似すれば世の中一気によくなります。

それなのにお手本が何故か無視されいいようにされてしまう。

この問題は解決しなければなりません。

人間が人間をナメる原理は以上の通り。

人には我があるから、素直に見習いたいという気持ちをなかなか持てない。

そこに日和見的な性質が合わさって起こる現象です。

そうしたら次に解決方法です。

ナメられないために、方法は一つしかありません。

それは、「オレ一人でもやる」

もちろん女性もそうですよ。

「私一人で十分よ」

ナメられて悩む人は、ナメられないようにナメられないようにする。

相手が気持ちよく動くように相手に合わせる。

それではだめなのです。

全く逆です。

「お前、いらないよ。オレだけでやるから」

相手から嫌われたくない、じゃありません。

嫌われるか嫌われないかを気にしてるのは、実はそれほどオオゴトではないからです。

オオゴトだとそんなことは構っていられません。

相手がいなくなったら全ての仕事が自分に降りかかってくる。

プロジェクトが崩壊することも。

もっと言うと、路頭に迷ってしまうかもしれない。

大げさではなく、ご飯が食べられなくて死んでしまうかもしれない。

それでも「お前いらないよ、オレだけでやる」

今の指導者やリーダーに足りないものはこれです。

簡単にいうと、それは覚悟である。

覚悟をもった人物を人は決して軽く扱ったりしないのです。

人間ができて性格もいい方には本当に厳しいかもしれませんが、ナメられてしまうのは覚悟が足りないのが根本的な理由です。

私自身も生まれ変わる前は、同窓にナメられ、同僚にナメられ、後輩の女性にまでナメられる楽しい生活を満喫しておりました。

ですから、ナメられてしまう人の気持ちがよく分かります。

でも、いい人だけではダメなのです。

99%素晴らしいのですから、あと1%、あと1%だけ。

「お前いらないよ」

これを言えるかどうか。

覚悟を持ってる人はたとえ言わなくてもそれがオーラとなって出てきます。

優しいし怒鳴ったりしないのに何故かナメられない。

相手はちょっと怖いのです。

すると、この人についていこうと思う。

人間ってそういう生き物です。

これは決して適切な例ではないですけど、「友達なんかいらない、オレは女をとるよ」って人が指導者として非常に素晴らしい。

本当にこの感覚に近いですよ(笑)

でも、女に逃げられてボロボロになってしまう人はまた問題で、女に嫌われても「他の探すわ」くらいの勢いが必要ですね。

生きざま逞しい女性の皆様には「釈迦に説法か」と内心恐れおののいておりますが・・・。

グッと覚悟を決めましょうね。

そうすれば次の世代は必ずついてきてくれます。

by You