押し出し2。

親愛なるあなたへ

以前、「押し出し」の話を書いたのですが、いい人に足りないのがこの「押し出し」なのです。

押し出すとみっともないとか子供っぽいとか、親や周りの大人に「押し出してはいけない」と言われて育てられてきました。

その結果はというと、普通の人生を歩んでいる。

そう教えてくれた親も周りの人も、普通の人生を歩んでいる。

いつも周りから「押し出されて」生きている。

本人たちはそれで幸せなのか。

「幸せです」「平凡が一番」と言いながら、顔が暗い、人生楽しそうじゃない。

どうも違うのではないか、と筆者は思っていたのです。

押し出されて幸せということはない。

「いい人」ほど押し出していかなければなりません。

「オレはお前よりすごいんだ」「レベルが高いんだ」とブワッって押し出していくと楽しくて、それでいて優しくて思いやりのある人をみんな尊敬するのです。

「いい人」は弱いフリをする。

今の世の中、「優しいね」「いい人ね」なんてのはいくらでもいます。

私もその中の一人でしたからよく分かるのです。

もちろんそれで上手くいくこともあると思います。

でも上手くいかない人もいる。

そんなときは、押し出してみる。

ずっといけないことだと言われてきたけど、それは周りが勝手に決めてたこと。

個性豊かな大阪で学んだのはこの「押し出し」でした。

特に日本人はみんないい人くらいいい人ですから、もっと押し出しましょう、と常々思っているのです。

by You