原子核融合装置。

親愛なるあなたへ

原発問題が話題に上る通り、「核分裂核融合」というのは大変な現象なのですね。

原子と原子がくっついたり離れたりして違う物質ができる。

そのときに莫大なエネルギーが発生する。

その熱を利用してタービンを回しているのが「原子力発電」です。

「一気に」反応させてエネルギーを取り出したのが「原子爆弾」と「水素爆弾」。

こういうのはその道の専門家がやることで私たちには関係ないと思っているのですが、ちょっと面白い話があるのですね。

私たちが食べる卵料理。

ゆで卵を食べるときに気づくかもしれませんが、卵は外側に固い殻がついていて内側にはペニョペニョの薄い皮がついています。

外側の固い殻の主成分は「炭酸カルシウム」。

そこである科学者がこんなことを考えました。

「カルシウムを食べさせない状態でも鶏は卵を産むのだろうか」

何百羽という鶏を養鶏場から買い取り、カルシウムを全く与えないという実験をしたのです。

すると3ヶ月後、鶏たちは殻のないペニョペニョの薄皮だけの卵を産むようになりました。

彼女らのファイトに驚いた科学者は次にこんなことを考えた。

「カルシウムの代わりに『カリウム』を食べさせたらどうなるのだろう」

そこで相変わらずカルシウムは与えずにカリウムだけをエサに混ぜて与えることにしました。

するとなんと、1ヶ月後に全部の鶏が「カルシウムの」殻につつまれた卵を産むようになったそうなのです。

私たちの体は、「元素」という化学上もっとも小さい単位で構成されています。

中学や高校で「水兵リーベ僕の船、七曲りのシップスクラークか」という「元素周期表」を見たことがあるかもしれません。

元素周期上、カリウムよりも原子核が一つ大きいのがカルシウム。

カルシウムの足りない鶏がカリウムを与えることによってカルシウムの殻の卵を産むようになった。

卵として排出できる分、余分にカルシウムが作られるようになった。

ということはカリウムがカルシウムに変換された可能性がある。

その科学者はこう結論づけました。

生物の体内にはどうも原子核融合装置があるらしい。

鶏は人間より体温が2度くらい高いそうなのですが、それでも何千度、何万度という原子炉に比べれば問題になりません。

放射能が体から出ているわけでもない。

理屈では分からないけれど、原子核融合ができるらしい。

その原子核融合を利用すれば私たちが食べるあらゆる物を都合よく変化できてしまうでしょう。

もちろん加工食品だけで健康は得られないのですが、食品添加物であったとしても「原子核融合装置が存在する」と思って食べるだけで体は自分のトクになるように変化させてくれるように思います。

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