親愛なるあなたへ
「死んだ後どこに行くのか」というのは色んな話があり、生きてるうちは生きてる現実をしかと見た方が精神衛生上よっぽどいいのではと思うのですが、それでも「地獄に行く」という選択肢が多い現実があるようです。
個人的には絶対イヤで、原因は何なのか探してみると「心配事が多いこと」に行きあたる。
天国に心配性な人がいたら「いつまで天国にいられるか」心配になってしまうでしょう?
だから心配しなければいい、ということになります。
私はあまり不安も心配もなく、飛び出して一番大変だった時期にその辛そうな顔を見て当時の同僚が「人生楽しんでますよね」と慰めてくれるくらい楽しんでるのですが、それでも地獄に行くか行かないかはトントンかもしれません。
ただ少なくとも不安と心配がない分、行かない確率を「ムリヤリ上げてる感」があります。
なんで不安と心配がないかというと「人は死んでも死なないと思うから」でしょう、おそらく。
パラドックス的な感じになりますけれども、人は死んでも死なないことが分かると死後の不安もなくなり、不思議と現実の不安もなくなり、結果美味しいところへ行けるかもしれない、と。
だから死後の世界を信じる信じないというのは、立派に生きるとかよほどの人格者とか、そういうのを完全に離れた「損得勘定」ということになります。
そうやって損得勘定で人間の生死の尊厳を見てみると、不遜かどうかは分かりませんけれども生きる元気が結構湧いてくるわけです。
by You