学歴の使い方。

親愛なるあなたへ

記事で「学歴反体制派」を確立しつつ塾の先生をやってる強者の意見としてはですね、生徒さんに学歴についてこう伝えているのですね。

まずなんで学歴社会ができたかの「ウラ話」を。

前に書いたかもしれませんが、日本が戦争に負けて外国から教わったものを大量に生産すれば売れる時代、「海外の技術を取り入れる」目的で頭のいい人を選ぶために「受験」があり、残りは「同じものを大量に生産する」目的で、制服を揃えスカートの長さを揃え坊主頭を揃え、嫌な勉強でも強制的にさせて個性を抑えた人間を大量につくる工場、それが「学校制度」です。

すると生徒さんは心から納得してくれますから、そこで「制度だからしょうがないけど、その中で自分にとってトクになる『道具』として使うといいよ」と。

たとえば、医者になりたかったら本当は医学だけ勉強すればいいのですけど、「制度上」、ほぼ関係ないような国語も数学も地理もいる(英語や化学や生物は多少役に立つかもしれませんが・・・)

でもそれは制度だから、そのために「道具」として勉強する、受験する。

別に必要なかったら全く勉強する必要はありません。

ですから、私は今薬学志望の生徒さんを教えているのですが、私立薬学は数学1A2B、化学、英語しか受験科目がないので、後は「内申点ごまかせる程度にね」。

とにかく「自分がトクになるようにやるんだよ」と伝えています。

受かればいいんだから、それがコネだろうがカネだろうが私の場合は全部オーケー。

「必要な分だけ、トクになる分だけやるんだよ」

「なんで勉強するんですか」という質問に対して、親は「あなたの将来のため」、世間は「思考力を養うため」と色んな意見があると思います。

それはそれとして一つおいといて、純粋な高校生にガッツリ損得勘定を提案するとお互いにものすごくスッキリするんですね。

by You