恋愛のいらない人。

親愛なるあなたへ

結婚しない人、「おひとりさま」が増えて少子化がどうのとか年金がどうのとか。

今の若者は彼氏や彼女がいらない、なんていうのを「コミュニケーションが苦手になってる」「感情が無味乾燥化」みたいなご意見もあるのですけれども。

でも、時代の変化によって、そして新しく生まれてくる世代の変化によって、知らない間に「進んでいるもの」が実はあるのではなかろうか、と。

極論で言ってしまうと、恋愛の本質は「誰かに褒められたい」、結婚・子育ての本質は「誰かに認められたい」。

それによって人は自分の価値を知ろうとします。

だからこそ恋愛、結婚、子育てに色んな問題が起こってくるわけですね。

相手のためを思っても、本当は自分のことを考えているのですから。

それを乗り越えれば理想の恋愛・結婚・子育てになるのかもしれません。

ところが世代が入れ替わり魂が進歩してくると、「自分だけでも満たされている」人が増えてくる。

すると誰に褒められなくたって自分で自分を認めているわけですから、恋愛・結婚・子育てがいらなくなるわけです。

社会学的には分かりませんけれども、不思議な話としては非常に納得できる話です。

by You