親愛なるあなたへ
お釈迦様が生まれたとき、七歩あゆみ出し「天上天下唯我独尊」としゃべったと言われています。
「オレより偉いやつはいないぜ」と、和訳するとこうなるのですが、実はすごく深い意味があるのです。
人間、自分が一番偉いと思うと人に褒めてもらおうと思わなくなる。
逆に大したことない人間に認められたら終わりだなと、こう思う。
「オレは偉い」と威張ってる人間は、本当は偉いと思っていないのです。
褒められたいと思ってる人間も、本当は偉いと思っていないのです。
本当に偉かったら、別に周りはどうでもよくなる。
だって自分が一番偉いんだから。
自分がいいと思ったものはいい。
嫌だと思ったものは嫌だ。
その嫌だと思ったものから認められるのは、もっと嫌だ。
だって自分が一番偉いんだからそんな人間に認められるのはおかしいのです。
本当に自分が偉いと思っている人間は周りはどうでもいいと思っている。
これを「謙虚」と呼びます。
そして、人を褒める人生が始まります。
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