欲を神様がつけてくれた理由。

親愛なるあなたへ

欲はいけない、と普通の人は言うのですが、私は神様が欲をつけてくれたのだから正当なものだと思っています。

何でも「神様」を持ち出すとそれ以上言えない、なんてご意見もあるのですが、個人的には理屈家なので理由もなしに納得するということはありません。

よくよく考えてみる、と。

すると、欲というのは何がしか「役に立ちたい」という気持ちが込められていることに気がつきます。

分かりやすい例で、男の人がモテたいのも、女性の役に立ちたい、ということ。

セックスも自分が気持ちいい、というより女性を気持ちよくさせている自分に価値がある、と男は思うんですね。

お金もそうですね。

お金は価値のあるものの交換手段であるから、お金がいっぱい入ってくるというのはそれだけ自分は役に立っているのだ、ということ。

有名になって声援を浴びたいのも、誰かが喜んで注目してくれるからですね。

その証拠にバッシングを受けるような注目を浴びたいとは思わない。

必ず「誰かが喜んでくれる」が前提なのです。

「欲」と「役に立ちたい」は表裏一体。

どちらも「自分の価値を確かめる」という、この世に生まれた目的のための手段であるからきっと神さまがつけてくれたものなのだと、そう思うのですよ。

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