お金とは芸術である。

親愛なるあなたへ

お金を好きな人と嫌いな人。

どこでその違いが生まれるのでしょうか。

お金が嫌いな人はそうそういないと思います。

お金がないとご飯が食べられないし、欲しいものも買えないしね。

ところが、お金を好きだと「思い込んでいる」場合がときどきある。

ときどきというか、大多数がそうなのではないか。

お金が好きなのとお金を愛しているのは違うのです。

お金って、ホント恋愛と同じなんですよ。

例えば「好きだ好きだ」ってやっても恋愛って上手くいかないですよね。

何故かというとそれはエゴだから。

本当に愛するとまず相手のことを考えるのです。

相手のことを大切にできる。

それが愛である。

正直言うと、相手のことをまず考える恋愛ってそうそうないのですよ。

だって、人の好きって気持ちは止められないもんね。

お金についても同じことが言える。

ほとんどの人が思っているお金が好きだっていうのは、実はエゴなのです。

厳しく聞こえるかもしれないけれど。

お金のことが本当に好きで愛している人は、お金をものすごく大切にする。

お金をたくさん持っていようがいなかろうが、お金を大切にする。

例えば、お札は一つの芸術作品です。

一万円札に福沢諭吉さんが描かれているでしょう?

描かれているということは一つの絵画です。

お金を大切にしている人がその素晴らしい絵画をグチャグチャにしたり放り投げたりしないですよねって。

お金は神様が作った芸術作品である。

その美的価値を見出した人にお金への愛が宿る。

人間も自分が作った作品は大切にできる人に渡したいと思う。

お金も同じです。

神様はお金を大切にできる人に渡したいと、そう思っているのですね。

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