豊かでもお金を求める無間地獄。

親愛なるあなたへ

物的な何かを求めると永久にそれを求め続ける、いわゆる人間の欲望には限りがない、ということはよく言われることですね。

その中でも最たるものはお金ですと。

私はお金は素晴らしいものだと思ってますし、豊かさも素晴らしものだと考えています。

しかし、お金そのものの量を自分のステータスにしてしまうとこれはなかなか苦しいそうですね。

経営者目標として、経済価値のバロメーターとして、あるいはそれらを含有した一つの信条として目指せば心も健全でいられるそうですが、例えば1000万あったら2000万ほしい、2000万あったら5000万ほしい、さらに1億ほしい、と人間はどうしてもそうなってしまうようであります。

これはなかなか体感としては難しい。

いや「お菓子を食べたら止まらない」「ゲームをやり始めたら止まらない」そんなんで体験してるからお金も同じカンジでしょう?と思うかもしれませんが、これはそうでもなさそうです。

ただ、私はちょっと変な人間なので、なんとなくそれに通ずるような欲望のブレーキの確認方法がこうなのかなぁ、という体験がありました。

それは、高い買い物でしかも「自分ではこのくらいでいいやと思ったもの」を買ってみること。

するとですね、欲が出てきてしまうのですよ(笑)

当たり前のことなのかもしれませんけれどもね。

具体的に言うと現在ホワイトニングに邁進していますが、最初は運がよくなるためだから普通に白ければいいやと思っていて、歯科衛生士さんにも「こだわりないんで」と言ってたのですが、その衛生士さん曰く「みなさんそうおっしゃるんですが、白くなるともっと白くもっと白くと欲が出てくるんです」と。

「そんなことないだろう」と思っていたのですがいざ白くなり始めて毎日鏡をのぞいていると、「もっともっと・・・!」

欲が出てくるのですよ(笑)

もっとお金をかけてもっと白く!

これには心底恐怖心を覚えましたね。

いままでそんな経験がなかったので。

ブランド物だとか、あとは美容整形なんかでもきっと同じような感覚を味わえるのではないでしょうか。

ポテトチップや、ゲームや、あとは恋愛で彼女と何人付き合ったとか、どのくらい痩せたとか、そういうものも本質は一緒なのですが、やはり多額のお金が絡まない分、絡んだとしてもお金というものが見えにくい対象でありますから、お金への欲望という体感へ結びつきにくいように思います。

ギャンブルは多額のお金を使うのですが、それがステータスとして残りにくい(次の日は負けるかもしれないし、そもそもギャンブルはかならず胴元が儲かるようになっています)ものですから、やはりこちらでも体感しにくいように思います。

多額のお金を使った結果、それが自分の一部やステータスにつながるものを試験的に体験してみる。

多額のお金を持つ前にこういった経験を通してブレーキングを練習しておくと、そういった無間地獄を抜ける一つの手段になるのでは、と感じた今日この頃であります。

歯の白さもある程度で良しとする、と。

p.s.

あくまでお金をがっつり稼ごうと思ってる人にとってのブレーキの練習、その感覚に気づくと言う意味で高い買い物をするとよい、というお話でありました。

それが好きで好きでガッツリ買ってハマってしまうとこれはちょっとということになってしまいますので、そこへのGOサインは注意が必要です。

by You