かけ算の道具。

親愛なるあなたへ

「お金と幸せは関係がない」ということを聞きますが、これは半分当たってて、半分はずれているのでは、と思います。

お金に関して色んな方面から研究してきましたが、それはこれまでの記事に散りばめられているとおりです。

大まかにまとめると、

「お金で買える幸せがある」

「ただし、お金を持つことで必ずしも幸せになれるわけではない」

「そもそもお金と幸せは独立している」

ということを書いてきました。

ここに加えて今回の内容を。

お金と幸せが独立している、というのは本当だろうと思います。

たとえば、お金がなくても充実した人生を過ごしている方もいらっしゃる。

ただ、これが行き過ぎて「お金と幸せは全く関係ないんだ」と言うと、我々の日常で当てはまらないことが多々出てくる。

実際に世の中の問題の多くのことが最終的にお金に行き着きます。

お金で解決できることには枚挙に暇がありません。

「お金で買える幸せがある」、と。

恐らくこういうことになるのでしょう。

お金と幸せは「原点」が独立している。

お金がゼロから幸せを産む、ということはない。

ただ、お金には「かけ算的要素」がある、と。

たとえば幸せが100だったらお金が10あると「100×10」で幸せは1000になる。

幸せがゼロならお金が10あっても「0×10」でゼロ。

幸せが-100、つまり不幸なら、お金が10あると「-100×10」で-1000。

そういう風になっていると思います。

p.s.

じゃあ今不幸ならお金を持ってもより不幸になるだけなのか、というと、まずは「お金で買える幸せ」で自ら幸せをつかみとってから、お金でかけ算する。

お金がゼロから幸せをつくっているじゃないか、と思うかもしれませんが、そのお金を使って「幸せだ」と思うのは「私たちの心の持ち方」で決まってくるので、お金が幸せを作ってるわけではないんですね。

100円のアイスを買っても「幸せだ」と思う人と「こんなのしか食べれない」と思う人の二通りいるのですから。

経験上そのように思います。

by You