書初めの意味。

親愛なるあなたへ

小学校の頃よくやりました「書初め」。

当時は何のためにやるのかよく分かっていなかった、というのは結構なあるあるではないでしょうか(ただの習字の練習ではないかくらいに)。

でも一年の抱負を書く、となるとやはりそこには深い意味が。

個人的に夢や現状の目標、今自分に課す課題などをいくつかをちょこっと書いて壁に貼ってあるのですが、マンションの管理関係で初対面の方が入室する機会が年に何回かあるのですけれども、そのときはさすがに恥ずかしいので全部をはがします。

そしてその後また書き直す。

そんなことを何回か繰り返していた今日、書初めというのは同じことを毎年書いたとしてもそれには意味があるのだなぁと。

不思議なのですが、全く同じ言葉を一字一句違わず写しているだけなのにまったく初心に戻ったような清々しさに満ち溢れます。

よく言霊、といいますが、賞味期限があるようで、もちろん書いた人のエネルギー量によると思うのですけれども、個人で書いた場合は自分の中の循環を考えた場合一定の期間過ぎたら「もう一度書く」ことに意味があるようですね。

文字というよりも「書く」という行為にエネルギーが入っている。

書くという行為の神秘性を知る。

それこそが書初めの意味なのではと、そんなことを思った立春間近の今日でした。

p.s.

今年は立春の瞬間が天文学的に2/3の23:59らしく「2/3が立春」となるようですね。(なんとも微妙ですが・・・)

なので、明日2/2が節分。

「2/3節分(2/4立春)ではない」のは、前回は1984年の2/4節分(2/5立春)で、そして今年と同じ2/2節分(2/3立春)となるのは1897年以来で実に124年ぶりなのだそうです。

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立春は一年の運気が大きく変わり運命が転換する分岐点の一つ。

是非大事にしたいですね。

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