質問の意図。

親愛なるあなたへ

家庭でも公共の場でも、個人的な信条に関して「何故そうなのか?」という疑問を呈する人は二種類の人間がいます。

「純粋に興味として聞く場合」と「相手にそうなってほしくない」と願う場合です。

見極め方は簡単で、前者は何も言いませんが、後者は反論を前提として聞いてきます。

特に家庭内で多いと思うのですが、お父さん・お母さんで「あなたの意見を聞きたいだけなのよ」と言いながら子供が話した内容に反駁してくるのは「あなたにはそうなってほしくない」という意図が含まれています。

疑問文という形で否定の意見を提示している。

そうなってほしくないなら「そうなってほしくない」とはっきり言えばいい。

ところがモラルハラスメントをする親はずるいからはっきり意思表示をしない。

「あなたがそう言うから私たちは反論する、あなたのためを思って」となる。

特に子供が「自分はこうしたい」「こうすると楽しい」という意味を含んで発言しているのに、それに対して反論してくる前に提示される疑問文には「あなたには幸せになってほしくない」という意味が含まれています。

これらに疑問文の意味はない、悪意が含まれている、と見抜かなければなりません。

少し過激に聞こえるかもしれませんけれども、幸せになるために大切なことです。

by You