前世で納得する。

親愛なるあなたへ

今日、行きつけのスーパー銭湯で極楽気分でおりましたところ小さなお子さんを連れたお父さんが入ってきました。

そのお子さんのお風呂の嫌がり方がなかなか普通ではなくて、ずっと泣きっぱなしでお父さんも困り果てておりました。

そのときに、周りのお客さんとしてもゆったり入っていたいのに困ってしまうところでありますけれども、自分はお客さんの立ち場でしたが、もしお父さんの立場だったらと色々考えていたところ急に「前世に水で嫌なことがあったのかも」という思いがふっと浮かんできて、「どうしてこんなに嫌なのか」「どうしてそんなに泣きわめくのか」と理由解明に奔走するストレスからパッと開放され、非常に楽になりました。

「溺れそうになったのかも」「水難事故に遭ったのかも」

お子さんが泣く行為だって必ず何か理由があるはずですから、「こんな気持ちいいのに」「みんな気持ちいいのに」という目の前の現実をいったん置いておき、そういう設定をしてみると「そりゃ嫌だよなぁ」と心の奥底からの同情というか、謎の心の広さを持つことができましてこれはアリだな、と勝手に納得した一日だったのです。

by You