セカンドオピニオンを探すとき。

親愛なるあなたへ

主治医の他にもう一つの意見を聞くためのお医者さんを「セカンドオピニオン」と言いますね。

健康などの専門的なことについては、最初からこのセカンドオピニオンを持つことが必要かと思います。

しかし、人生においてはいきなりセカンドオピニオンを持つことは混乱をきたす可能性もある。

特に人生という「形のないもの」そして「多種多様な意見が混在しているもの」の中でセカンドオピニオンを持つためには、一度「誰か」か「何か」に染まった状態で、そこから一皮むけるためのタイミングとして探すのがいいように思うのですね。

「守・破・離の法則」について昔書いたことがありますがまさにそれに通ずることであります。

仕事でもそうかもしれません。

とにかく考え方・スタンス・方法論で幅がある分野に関しては「一度染まってみてからセカンドオピニオンを探す」。

「守」で染まって、「破」の段階でセカンドオピニオン

そうすれば、心から望んでいる「離」、つまり「自分らしさ」にも行きつくような、結果論かもしれませんけれども、個人的に気づいたらそれをここ10年でやってきたせいかおかげさまでずいぶん楽しく暮らしているのであります。

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