親愛なるあなたへ
謙虚になる、ということ。
これは「自ら知っていること」「自ら体得したこと」を「曲げる」ことではない。
真実を否定することではない。
だから謙虚になるためには例え一時傲慢になろうとも、勉強して経験を積んで「自分なりの真実」をつかまなくてはなりません。
勉強もせず、経験もしないでいきなり謙虚になってもそれは盲目というもので、「謙虚の真実」共々、そこに神さまが求めているものは恐らくないでありましょう。
謙虚と卑屈は全くの別物である。
もちろん最初から「謙虚の初段」たるものになれればよろしいが、中にはそういう方もいるのかわからないけれども、大多数の未熟な魂である我々一個人、謙虚になる前に、頭を下げる前に、世の中の真理や人生の本質、人間の心の本質というものを世間の常識に流されずに正面から見つめてみたいものです。
by You