親愛なるあなたへ
その人の品位というのは「食後の様子」を見ると大筋は分かりますね。
ご飯を食べて満足した後、人は一瞬油断する。
私は外食が多いので周りの食後の様子をしれっと観察するという怪しい趣味を継続。(怪しい・・・)
無意識に油断しているときその人は何をしているか。
「御馳走さま」の手を合わせる人もいるし、しない人もいる。
声に出す人もいるし出さない人もいる。
食べ終わった食器をある程度まとめて店員さんがとりやすい位置に持っていく人もいるし、もう宴会の後ですか、みたいな人もいる。
お冷のコップの結露した水滴が散らばっている人もいるし、処理している人もいる。
椅子を戻す人もいるし、戻さない人もいる。
特に面白いのが紙ナプキンやおしぼりですね。
使った紙ナプキンをぐちゃぐちゃに置いていたり、中にはお椀の中に「投げ入れて」いるものも。
綺麗にまとめて置いてあるのもあるし、さらに、持ち帰っている人もいる。
男性・女性は関係なさそうです。
見た目本当にしっかりとしたキャリアウーマンの方がぐちゃぐちゃでビックリすることもあります。
品位とは「油断しそうなところでも緊張感を保つ」という、まさに「勝って兜の緒を締めよ」的なものだと悟り、少なくとも人目につく外食についてはこれはちょっと実践を怠らないようにしようと・・・。
これから年末年始、忘年会や新年会、帰省などで人との会食が多い時期になりますので、自らも含め観察してみるとこれは非常に面白いと思います。
by You