象徴としての意味。

親愛なるあなたへ

先日、上皇后美智子さまが88歳の「米寿」を迎えられたそうです。

上皇さま、上皇后さま共に90近くになられてもご自身の足で歩かれ、微笑みを絶やさず、まるで理想のご夫婦のように。

もちろんかの皇室とは言えど、ここに至るまでの様々なことがおありでしたでしょう。

しかし、そのお二人の歩く姿を拝見すると、心に柔らかな光が満ちるように。

天皇制に賛否両論あるとは思うのですが、その柔らかなお姿を拝見したとき私たちが持つおそらく共通する感覚は、きっと。

「象徴として」という言葉以上に伝わる「本来の姿」を。

こうあるべきというべき論を展開するのではなしに、何か道を見失いそうになったとき、そのお手本としての姿に我々は無意識に救われているのではないかと。

これからもどうかお元気でお過ごしになられますように。

ご健勝を心よりお祈り申し上げております。

本当にありがとうございます。

by You