文章と母国語。

親愛なるあなたへ

文章を書くと知らない言葉に出逢います。

表現をどうしようとか、この文章は合ってるかという分岐点にも。

そのときに初めて我が国の母国語を味わうように思います。

今日電車の中で換気対応の時期について書かれたポスターがあって夏期、冬期、そして「端境期」と。

まず漢字がそもそも読めなかったのですが(汗)「はざかいき」だそうですね。

そういえば聞いたことある!

調べてみると「作物が入れ替わる時期・収穫量が減る移行期」だそうで年に2回「春の端境期(3〜4月)」そして「秋の端境期(9〜10月)」。

「春期」「秋期」と表現してもよかったと思うのですけれども「端境期」。

なんとも趣がある風流な言葉ではありませんか。

日々の中でふとした母国語の贅沢を味わえるのも文章を書いてきてよかったと思う醍醐味であります。

by You