名前を覚えられない嬉しさ。

親愛なるあなたへ

最近は他人への興味が減り、地域ぐるみの付き合いも減少傾向にあると言われますね。

お互い顔見知りでそれが地域全体の防犯効果につながることももちろんあるのですが、「名前を覚えられない嬉しさ」もあると。

行きつけのカフェの店員さんに「いつもありがとうございます!」と言われると、逆に行きづらくなるという記事を読んで。

お互い顔を知ってるけど、敢えて他人であるというその心地よさ・解放感は、自由人である小生も「分かるな~」。

もちろん顔を覚えてもらって行きたくなる気持ちも分かるのですが、敢えて自由を希求するのであれば、後者もなお良しと。

引っ越しを何回か繰り返した経験もあって、敢えてお隣さんや身近な人と「他人である」という意識が、新しい心地よさになるのではないでしょうか。

もちろん無関心なのではなく、何かあったときにはお互いすぐに協力できるような、そういう人間としての意識を持ちつつも、自由を謳歌できる「他人としての距離」も。

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