ゴールドカードの品位。

親愛なるあなたへ

旅好きの楽しみの一つが空港のラウンジを利用することであります。

それまで興味のなかったゴールドカードが昨年首尾よく手に入り、カードラウンジデビューを果たしたのでありますが。

昔はステータスの象徴であったゴールドカードも今や多様化し、ピンからキリまで、敷居が低く審査に通りやすいゴールドカードも登場してきたようです。

それでも統計的に所持しているのは数人に一人だから、ラウンジにいる人はそれなりに品位のある方々なのだろうなと思っていました。

ところがとんでもない。

大衆化したゴールドカードで色んな人間が出入りするようになるから、ゴールドカードのフィルターは半分あってないようなもの。

普通以上にさらにマナーの悪い人、全て無料なのにそれを当たり前のような顔して利用する人、本当に様々です。(もちろんマナーのいい人もたくさんいます)

とりわけ、「特別感」というステータスを手に入れたときにその人間の本質が出るのだなとしみじみ分かりました。

そして面白いのがその人の幸せ度合いもすごく顔に出る。

ステータスでその人間の本質と幸福度が丸裸になる。

これはお金や社内・社会的な地位などでも確実に言えることだと思います。

そういう意味では人間観察の場として、空港のカードラウンジはとても人生勉強になるところです。

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